松本市水汲のキッセイ文化ホールは9月23日、浮世絵を題材にした「まつぶん浮世絵寄席」を初めて開く。毎年開く「まつぶん寄席」を発展させた企画で、寄席ファンの拡大を図る。
春風亭一朝さん=写真=と、弟子の春風亭一蔵さんが出演する「親子会」。テレビ松本ケーブルビジョン(同市)の創立50周年記念事業として行う。
江戸時代に実在した、浮世絵にも登場する歌舞伎役者の中村仲蔵と、大相撲力士の阿(おう)武松(のまつ)を取り上げたネタ。二つの浮世絵をプロジェクターで投影しながら、解説も入る。通常の寄席にはない試みという。
「まつぶん寄席」は2011年に「あしたは真打まつぶん新人寄席」として始まり、19年からは「おまちかね真打登場!まつぶん寄席」も開いている。
午後2時開演。木戸銭(入場料)は一般2500円、学生・シニア(65歳以上)1500円。全席指定。未就学児は入場できない。同ホールTEL0263・34・7100