「ゼンタングル」魅力知って 浅間温泉手しごと館で作品展

松本市の浅間温泉手しごと館(浅間温泉1、ホテル玉乃湯併設)は9月27日まで、「ゼンタングル(R)展」を開いている。同所で教室を開く塩原美香さん(村井町西)が描いた新作約50点と生徒の作品が、会場を彩っている。
ゼンタングルはZen(禅)とTangle(絡まる)を組み合わせた造語で、シンプルな模様を繰り返し描くことで、ヨガや瞑想(めいそう)のようなリラクゼーション効果が得られるという米国発祥のアート。複雑で難しそうに見えるが、「簡単なパターンを繰り返すだけで作品を完成させられるので、誰にでも楽しめる」と塩原さん。
3年前に県内初の認定講師になり、現在も学び続けている塩原さんは「当初は描いて楽しんでいたが、続けるうちに物の美しさに気づく視点が生まれたり、ポジティブな感情が芽生えたりと、奥の深さを感じるようになった」。「生きにくさを感じている人や、息抜きをしたい人にもぜひ知ってほしい」と話している。
午前10時~午後4時、木曜定休。期間中に開く体験教室は13、20、24日午後1~3時(13日は午前10時開始もあり)。参加費千円。申し込みは同館TEL090・4159・3610か塩原さんのインスタグラムから。