ピアニストの伊佐津さゆりさん(安曇野市豊科南穂高)と箏(こと)奏者の渡辺邦子さん(松本市里山辺)の和洋折衷ユニット「ジャズ・イリゼ」は9月14日、コンサート「心に沁(し)みるCinema Songs」をあがたの森文化会館(同市県3)講堂で開く。サードアルバムの発売記念で、耳なじみのある懐かしい映画音楽を披露する。
2年ぶりに発売した同ユニットのアルバム「Cinema Songs シェルブールの雨傘」は、「スティング」「太陽がいっぱい」「シェルブールの雨傘」など洋画の主題歌、劇中歌を11曲収録。
渡辺さんの箏の音色を前面に出した仕上がりで、「思い出の詰まった、大好きな洋画の主題歌を自分が演奏したらどんなに幸せかと思って企画を提案した」と渡辺さんは笑顔を見せる。
コンサートは、伊佐津さん、渡辺さんに加え、アルバム制作にも参加した、渡辺さんの長男で、尺八奏者の渡辺淳さん、ベースの中島仁さんがゲスト出演。アルバムの収録曲を中心に演奏する予定という。
伊佐津さんは「多くの人の心の中に残っている映画音楽を、和洋の楽器で奏でるジャズの世界で楽しんでほしい」と期待する。
午後1時半開演。料金3500円(全席自由)。チケットの予約、問い合わせはコンサート事務局TEL090・8871・5419