9月28日松本で研究家招き古武術の動きを暮らしに生かす講座

松本市の有志でつくる「身体を考える会・まつもと」は9月28日、武術研究家の甲野善紀さん(東京)から古武術の動きを学ぶ講座「暮らしに生かす身体の使い方」を市柔剣道場(中央4)で開く。
1949年生まれの甲野さんは、東京に松聲(しょうせい)館道場を設立し、日本古来の武術を研究。その成果はスポーツや介護などに応用され、国内外で指導を行っている。
講座では、体に負担をかけない歩き方「ナンバ歩き」、体の軸を使う動きができる「旋(せん)段(だん)の手」、段差を楽に昇り降りできる「虎拉(ひし)ぎ」などの動きを学ぶ。「古武術は昔の武術ではなく、今の生活に生かせる要素がいっぱいある。体験して、体の可能性を目覚めさせてほしい」と同会は話す。さらに深く学びたい人向けの午後の講座は、定員に達し申し込みを締め切った。
午前9時半~11時半。参加費3千円(高校生以上対象)。申し込みはこちらから。問い合わせはメール(karada.matsumoto@gmail.com)で。