宿泊施設のマツモトサトヤマドアーズ(松本市岡田下岡田)は、親子が遊びながらくつろげる空間「大きな木のおうち」を本館内に建設する計画。30日まで、資金をCF(クラウドファンディング)で募っている。
大きな木のおうちは、本館内の現在は、木のおもちゃなどが置いてある「おもちゃ広場」のスペースに建設予定。2階建てで、階段やドア、窓などがある「家の中の家」。カウンターと長いすも設置し、親子で「おそば屋さんごっこ」などができるようにする。
同館は、「泊れるおもちゃ館」をメインコンセプトに2年前にオープン。これまでに、3千人以上が宿泊したという。
モンゴルの移動式テント「ゲル」やグランピング施設の建設など、宿泊機能を充実させた一方、おもちゃ館としての環境のさらなる充実が課題だったため、今回「木のおうち」の建設に踏み切る。
CFの目標金額は400万円。同館を運営するスマイル・ラボの赤沼留美子社長は「おもちゃ館の建設が第1章で、木のおうちは第2章の始まり。多くの人に協力してもらい、ぜひ目標を達成したい」と期待する。
CFの申し込みや返礼品など詳細は「マツモトサトヤマドアーズレディーフォー」で検索。同館TEL0263・87・3943