【ガンズリポート】松本山雅田で稲刈りを体験 U-18の選手20人

松本山雅FCのU─18の選手らが9月15日、松本市神林のサンプロアルウィン近くの「松本山雅田」で稲刈りを体験した。寮で暮らす選手を含む20人が参加し、鎌を使って手刈りした=写真。とれたコメは寮の食事で提供される。
ギザギザの刃の鎌を使う作業は、腕の動きが独特。こつをつかんだ選手が、投げやり気味の選手に「課題に向き合えよ」と、普段の練習さながらにハッパをかけた。
決められた区画をはみ出し、「オフサイドだ」「俺たちらしく(積極的な布陣の)ハイラインでやる」とサッカー用語でかけ合う場面もあり、作業は和気あいあいと進んだ。
田んぼは、山雅のスポンサーのJA松本ハイランドが設け、日頃は地元の農事組合法人「サウス」が管理。例年、約10アールの一部でU─18選手が田植えや稲刈りを体験する。
松商学園高1年の益本璃來(りらい)さん(15、山梨県出身)は「小さな苗がここまで成長してすごいと思った。米作りに関わったのは初めてだが、うまく刈れて楽しかった」と話した。