地域の情報を発信スペース活用して 長野ダイハツ販売が開設

自動車販売の長野ダイハツ販売(本社・松本市平田東2)松本店(同)は、地域の情報発信をサポートする「ダイハツ松本店コミュニティースペース」を開設した。店舗に地域の催しなどのチラシを置いたり掲示したりするほか、店の一角をワークショップなどに活用してもらう取り組みも始めた。
同社が取り組む地域貢献や地域との関係づくりの一環。同店がある芳川地区の地域づくりセンター、芳川公民館などの協力を得て、講演会のお知らせや市の補助金案内といったチラシを置いている。
9月8日は店舗を使った初のワークショップが開かれた。地元在住のキャリアコンサルタントで、体験型のマネーセミナー「キッズマネースクール」認定講師の中村美由紀さん(56)が、「お店屋さんごっこ」を通じて子どもたちに分かりやすくお金の大切さやありがたさを伝えた。
午後の部には7人が参加。仕入れた“商品”に利益を乗せて売る体験をした。同店スタッフがお客役を務めたり、自動車販売店の仕事を紹介したりする場面もあった。参加した3人の子どもの母親は「お店に親しみが持てる取り組み」と歓迎していた。
村山勇太店長(41)は「『こんなことをやりたいけれど』と声をかけてもらえる関係づくりが地域とできれば。気軽に活用してほしい」と話す。
問い合わせは村山店長(℡0263・58・3234)へ。