少年軟式野球「今井アタックス」 部員確保へ9月29日親子体験

松本市の少年軟式野球チーム「今井アタックス」は今年、創設50周年を迎えた。部員15人のうち6年生が6人で、10月の最後の大会で卒団するとぎりぎりのメンバーに。野球の楽しさを知ってもらい仲間を増やそうと9月29日午後1時半、今井小学校グラウンドで親子体験会を開く。
ストラックアウトやボール投げ競争などを企画。参加者には景品や入会特典なども用意している。保護者会長の桜井勇さん(46)は「初心者も女の子も気軽に参加して」と呼びかける。
チームは毎週土日曜、同グラウンドなどで練習している。南山竜羽(りゅう)主将(6年)は「みんな元気で明るく、楽しいチーム。練習してきたことが試合でファインプレーにつながったり、勝ったり負けたりを分かち合えるのが楽しい」と笑顔で話す。
一時期はメンバーが2人まで減り、単独で試合に出られず2011年に市少年軟式野球連盟を脱退した。その後、子どもたちが友達を誘ったり、そのきょうだいが入団したりして徐々に人数が増え、17年に復帰。自身もOBの桜井貴司監督(41)は「子どもたちは試合に出たいと思っている。ここで途絶えないようにしたい」。
11月には50周年記念としてセイコーエプソン野球部(軟式)による教室も予定している。「地域の人に見守ってもらっているチーム。OBに失礼のないよう盛り上げていきたい」と桜井監督は話す。
体験会の申し込みや問い合わせはインスタグラム=https://www.instagram.com/imai_attacks/=で。