松本市の松商学園高校吹奏楽部のOB・OGと、現役生による合同演奏会が9月28日、同市のキッセイ文化ホール中ホールで開かれる。現役生から60代まで約90人が出演。吹奏楽曲やJポップなど、幅広い世代が楽しめる14曲を3部構成で披露する。
1部はOB・OG44人が定番マーチ「錨(いかり)を上げて」からアニメ主題歌「アイドル」まで、耳なじみのある5曲を演奏。2部は現役44人が吹奏楽の難曲「ドラゴンの年」など4曲を披露する。
3部は全員合奏。SNSでヒットした「可(かわ)愛(い)くてごめん」や「マツケンサンバ」、NHK大河ドラマ「風林火山」テーマ曲などを、客席も巻き込んだ演出を取り入れて盛り上げる。
今井杏香(きょうか)部長(17、同市埋橋)は「OB・OGの奏でる音は演奏できる喜びに満ちていて、厚みがすごい。負けていられない」と気合十分。
OB・OG会の宮本尚事務局長(48、同市波田)は「実力差はあれど全員全力、だからこそ生まれる音がある。一緒に音楽を楽しんでもらえたら」と話す。
午後5時開演。入場無料。宮本さん℡090・1121・6089