森の中で“響き”味わって穂高の「木雑貨凛」が音楽イベント

安曇野市穂高有明の「木雑貨凛(りん)」は9月28日と、10月14、26日、音楽イベント「森の雫(しずく)」を開く。経営する秋田真人さん、静江さん夫婦は「森の中で秋の花々や紅葉を楽しみながら、楽器や歌声の響きをぜひ味わって」と呼びかける。
ステージは、木立に囲まれた自然豊かな自宅敷地内にある雑貨店併設のウッドデッキ。毎回異なるアーティストが楽器や歌を奏でる。
28日(午後2時~)は、同市を中心に活動する音楽愛好家グループ「early(アーリー)spring(スプリング)」。自分たちが選んだ曲や来場者のリクエストに応えて懐かしい昭和の曲なども歌う。10月14日(午後2時半~)は、作曲家の水垣カエル雪絵さん(安曇野市)、共にプロでサックス奏者の甘利美侑さん(東京都)、チューバ奏者の天野雅尋さん(同)が「秋」をテーマにしたメドレーなどを披露。同26日(午後2時~)は地元バンドの「NAVY78」が数々の名曲を歌う。
音楽イベントは、「みんなが集える場所をつくりたい」と昨年初めて開いたミニコンサートが好評だったことから計画。真人さんは「小鳥のさえずりや木々の音響効果など、森の中という環境ならではの音楽を楽しんで」と話す。
参加は無料で、投げ銭形式。雨天の場合、28日、10月26日は翌日、10月14日は向かいの「そばハウス安曇野」内で。当日参加も可能だが、できるだけ予約する。