信大付属中2年生が犬の保護活動を応援 来月13日チャリティーフリマに参加

松本市の信州大付属松本中学校2年A組の生徒14人は、10月13日に開く犬の保護活動を応援するチャリティーフリーマーケットに参加しようと準備を進めている。総合的な学習で昨年から「動物愛護グループ」として取り組んでおり、校外の活動は今回が初めてだ。
フリマは「ヘアーサロンアートルーム」(波田)が主催。動物愛護団体「ゆめまるHAPPY隊」(同市)を応援しようと年1回フリマを開き、売上金を全額寄付している。
1年生の時は、犬の保護施設の担当者から話を聞いた。自分たちができることを探す中、アートルームの活動を知り「参加させて」と連絡。8月に同店を営む伊藤幸恵さん(47)、松井康恵さん(45)姉妹を学校に招き、話を聞いた。
2人は「犬の保護活動の支援で自分たちにできることは、餌代などを寄付すること」「継続することで協力者が増えた。皆さんも当日は楽しみながら仕事をしてほしい」などと話し、生徒らはフリマ前日の準備と当日に手伝う内容を確認した。
リーダーの安藤咲也さんは「具体的な活動は初めて。イベントに参加することで自分たちの活動も知ってほしい」という。
フリマは午前10時~午後4時ごろ、アートルームの店内や駐車場で。お客や友人らから寄付された子どもや大人の服、おもちゃ、雑貨などを並べる。値段は子どもが小遣いで買える程度に設定、キッチンカーやミニ縁日なども出る。保護犬の譲渡会(11時~1時)も同時開催。問い合わせは同店℡0263・91・3066