子どもから大人まで出演し、スタジオジブリの映画音楽を中心に披露する「Re(リ).ジブリ会1stコンサート」(実行委員会主催)が13日、安曇野市豊科交流学習センターきぼうで開かれる。市内の小中学生姉妹による三味線の演奏などもある。
2部制。1部は年長から小学校4年生までの子どもによるピアノ演奏。大人のピアノ、電子オルガン、ハーモニカ、カホンなどの演奏もあり、子どもと大人を合わせ、10人と1団体が出演する。
2部は、宮沢莉乃音(りのん)さん(穂高東中2年)、愛乃音(あのん)さん(穂高南小6年)、詩乃音(しのん)さん(同5年)姉妹が三味線で「六段」などを披露。実行委代表の笠原芳子さん(豊科)が電子オルガン、ピアノで「千と千尋の神隠し」など15曲を演奏する。濱重俊さん(松本市)の紙芝居の上演もある。
安曇野市などの有志が2010年、同市にジブリの世界をつくろうと「ジブリ会」を結成。同名のコンサートなどを開いてきたが、22年に解散した。今回は、「子どもに喜びや将来の夢を持てる場を提供しよう」と実行委をつくり準備。組織名とコンサート名に「再び」の意味を持つ「Re.」を付けて開く。
今後も続けたい考えで、笠原さんは「よみがえったコンサートをぜひ聞きに来て」と話す。
午後1時半~3時半。入場料500円。高校生以下無料。