「アルプス展望片丘ワインロード」命名と植樹の記念碑建立

塩尻桔梗LC 10月19日除幕式

塩尻市の片丘地区でワインを軸に観光振興を図る「片丘ワイン振興協議会」(小松千万蔵会長)が、地区内の市道東山山麓線に「アルプス展望片丘ワインロード」と愛称を付けたのに合わせ、道沿いに葉がワインの色を連想させるノルウェーカエデを植えた塩尻桔梗ライオンズクラブ(LC)が、命名と植樹を記念する碑を建てた。10月19日に除幕式を開く。
月に開かれた命名披露式には、市内のワイン生産者やブドウ栽培者、百瀬市長ら行政関係者が出席した。
協議会副会長で沿線に自社のブドウ畑を持つメルシャン桔梗ケ原ワイナリー(宗賀)の高瀬秀樹ワイナリー長は、同様の命名をきっかけに地区の認知が上がった例が秋田県にあるとし、「『ワインロード』の名は地区外の人にも分かりやすい。ここを目指して来る人が増えればいい」と期待する。
地区ではワイン用ブドウの栽培者が増え、山麓線沿いにも畑が点在。沿道から松本平越しに北アルプスが一望できることから、同協議会はワインと景観を組み合わせてアピールしようと愛称を付けた。