
松本市のフルートアンサンブルグループ「フルートコンソートソノリテ」(居石ひとみ代表)は10月27日、30周年記念コンサートを市音楽文化ホール(島内)で開く。大学生から主婦までプロを含む18人が出演し、クラシック曲や映画音楽などを奏でる。
クラシックや映画音楽など披露
10~50代メンバー「萌黄(もえぎ)色」の10人は、三重奏や四重奏で「ディベルティメント・ジャズ」「ケルトの森」などの他、4種類のフルートを使う小編成のフルートオーケストラで「ガーシュインメドレー」を演奏。
60~70代の「桜色」の8人は、「川の流れのように」や、「映画音楽メドレー~イタリア・フランス映画編」として、「シェルブールの雨傘」「太陽がいっぱい」など。アメリカ映画編は「ゴッドファーザー愛のテーマ」他を披露する。
全員合奏は、モーツァルトの「ディベルティメントニ長調K.136」、多久潤一朗さん作曲「ペンタスの花」を予定している。
グループは1993年、オリイシフルート教室の生徒を中心に発足。これまで施設などへの慰問演奏活動や、県代表として出場した東海アンサンブルコンテストで金賞受賞も果たした。
立ち上げメンバーの一人、丸山みほ子さん(75)は「30年間、アンサンブルが好きで続けてきた。団結して美しいハーモニーを奏でたい」。居石さん(66)は「この会はいつでも音楽を楽しめる場所。全員でいいコンサートにしてほしい」と話している。
午後1時半開演。500円。チケットは音楽文化ホール、市内各楽器店で販売。フルートコンソートソノリテTEL080・4348・0656