【NEW!OPEN】ラーメン・らーめん山髙屋(松本市島内)

あおり製法で本場「札幌の味」を

札幌みそラーメン特有の「あおり製法」と呼ばれる作り方で、本場の味を提供。居酒屋「博多鉄八」などを松本地域で展開する「水城(みずき)」(安曇野市三郷温、水城貴志社長)が出店した。
中華鍋にたっぷりのラードを熱し、強火で炎を上げながら野菜を「あおる」。このとき野菜がまとう、いぶしたような香りが味の決め手だ。
みそラーメン(920円~)の場合、北海道と県産のみそを独自の配合をして中華鍋で焦がし、豚骨清湯(チンタン)スープを合わせ、まろやかでこくのあるスープを作る。札幌から取り寄せる中太の縮れ麺は最後までこしを保ち、スープは食べ終わるまで熱々だ。
「『札幌みそラーメンといえば山高屋』と言われるような、地域に根付いた店にしたい」
4種類の塩で作る塩ラーメン(890円)や、“札幌ブラック”と呼ばれるしょうゆラーメン(同)も、みそラーメンと同じあおり製法で作るため風味豊か。夜は生ビール1杯とおつまみ3種のセット(千円)もある。
午前11時~午後3時、5~9時。月曜定休。TEL0263・87・7866