
松本市を拠点とする一輪車演技チーム「ユニサイクルチーム・ポリクローム」は10月13日、演技発表会「新シェヘラザードの誘い」をまつもと市民芸術館(深志3)で開いた。2年に1回開き10回目。小学1年生から社会人までの20人が出演し華麗な演技を披露した。
くるくる回るスピンや立ち乗り、上げた片足を頭の上でつかむなど、いろいろな技を、洋楽や演歌、Jポップに合わせて19演目。出演者はさまさまな照明の演出の中で美しく舞うような演技を繰り広げ、客席から大きな拍手が寄せられた。
10回の節目の今年は、生演奏との共演に初挑戦。バイオリンとピアノのソロやデュエットで3曲を演じた。また、歴代の指導者や先輩に感謝を込めた発表を心がけたという。
初めて発表会を見た菅野小4年の梶野結月さん(10)は「車輪の上部に足を乗せたり、速く回ったりし、すごかった。衣装もきらきらしてきれいだった」。
チームのキャプテンで松本深志高校3年の輿仁珠(ひとみ)さん(18)は「見た人に感動してもらえる演技ができるよう、たくさん話し合ったり練習したりして楽しく演技ができた。失敗して悔しかったところは次につなげていきたい」と話した。
仲間を募集中。問い合わせはチームの公式ホームページから。