遊具とキッズ体操楽しむ CFM実行委などが体験会

公園遊具の設置販売などを手がけるワールドドリーム(上田市)と、健康運動指導やイベント開催などを行う「CFM実行委員会」(松本市)は10月5、6日、インクルーシブ遊具とキッズ体操の体験会を信州スカイパークで開いた。
インクルーシブ遊具とは、性別や年齢、言語、障がいの有無にかかわらず、誰もが一緒に遊ぶことができる遊具。会場には寝転んだり複数人が一緒に乗ったりできるブランコ、遊ぶことで音や光を楽しめるシーソー、県産材を使ったハンモックなど4社が持ち込んだ遊具が置かれ、来場した子どもも大人も笑顔で体験した。
CFM実行委所属のインストラクターが、遊具などを使い遊びながら体を動かすキッズ体操を紹介する時間もあった。
ワールドドリームの栁澤章好社長(54)は、インクルーシブ遊具は自治体や医療現場などで少しずつ設置が増えているが認知度はまだ低いとし、「もっと多くの人に知ってもらい、趣旨や取り組みも分かってほしい。その上で設置も少しずつ増えていけば」と話した。