
米国の黄色いスクールバスを店舗にしたコーヒーショップ「エレナコーヒーロースターズ」が、2年半営業した松本市清水から安曇野市穂高有明の県道塩尻鍋割穂高線(山麓線)沿いに移転、開業した。毎朝焼く数量限定のパンやフレーバーコーヒーなど新メニューを加え、敷地内にテラス席を設置した。
店主で焙煎(ばいせん)士の伊藤輝匡さん(41)さんが厳選し、丁寧に焙煎したコーヒー豆と、それを使ったドリンクを販売。カフェラテやカプチーノなどエスプレッソ系(630円~)を充実させた。発酵バターのクロワッサンなど焼きたてパンとのセットメニューも始めた。
豆の販売はブレンド3種(890円~)、シングルは数量限定で5種類ほど。小まめに焙煎し鮮度の良い物を100グラムから販売する。同じ国の豆でも、状態によって温度などを毎回変えて焙煎。「香りが良い物、飲み応え、甘み、果実味など、特徴を際立たせている」と伊藤さん。「迷っている人の指針になれば」と、味わいが分かりやすい表を貼り好みを聞きながらアドバイスもする。
午前9時~午後4時45分。不定休のため、営業日などはインスタグラム=こちら=で確認を。