県障がい者陸上6連覇で全国大会へ 松本の山田勇佑さん意気込む

県障がい者スポーツ大会(9月15日、長野市)の陸上男子1500メートル知的障がい区分で6連覇を達成した松本市渚の会社員・山田勇佑さん(24)が、10月26~28日に佐賀市で開く第23回「全国障害者スポーツ大会」に初出場する。大舞台で自己記録の更新を目指す。
「いつも通りに自分のペースで走れた」という県大会は4分37秒26の大会新記録で、それまでの自己記録も1秒以上更新。大会後は駒ケ根ハーフマラソン(10月11日)を1時間25分台で完走した。
全国大会の1500メートルは26日。少年、青年、壮年の3区分で、グループで走り順位を決める。青年の山田さんは、壮年を交えた計13人で走る。昨年に千葉県の選手が4分3秒99という出色の大会新記録を樹立しており、山田さんはグループ上位をうかがう。山田さんは27日の800メートルにも出場する。
大会を控えて柔軟性を増し体幹を鍛える体操や、スピード練習を繰り返し、コンディションを整える山田さん。「全国はどんな人が来るか分からないが、とにかく速く走って金メダルを」と意気込んでいる。