初心者も楽しく 松本で40チームが熱戦 中島学杯県ゲートボール大会

県ゲートボール連盟は10月15日、「第1回中島学杯県ゲートボール大会」を松本市会田の信州グリーンローズスタジアム四賀(市四賀球場)で開いた。外野人工芝の計11コートで県内の40チームが熱戦を展開。競技人口の裾野拡大を目指し、初心者や大会の出場経験の浅いチーム同士が対戦する「エンジョイ部門」(出場18チーム)も設けた。
経験者で構成した22チームが競う「プレミア部門」、エンジョイ部門とも各チーム5試合ずつ行った。
エンジョイ部門の試合では、仲間の好プレーを「最高!」と喜び合ったり、狙った場所にボールが転がらないと「うまくいかねえや」と肩を落としたり。なかがわ(同市)との対戦で、序盤の劣勢をひっくり返して勝利した生坂(生坂村)の藤澤知弘(ちかひろ)主将(71)は「試合数が多く、経験を積むにはもってこい」と話した。
連盟は旧四賀村(松本市四賀地区)村長の中島学さん(95、会田)から普及振興のための200万円の寄付を受け、中島さんの名前を冠した大会を初めて開いた。中島さんは「超高齢化社会に適したゲートボールを健康維持、親睦につなげてほしい」、和田昌朝会長(77、五常)は「底辺拡大や若手の育成にも力を入れたい」と話した。
関係分の3位以上は次の通り。◆プレミア部門▽優勝ザ松本(松本市)▽準優勝エイトワン(塩尻市)▽3位池田あっぱれ(池田町)◆エンジョイ部門▽3位翼(松本市)