松本ロータリークラブが日本WHO協会理事長・中村安秀さん講師に「ポリオワクチンを途上国に」講演会

ポリオ(小児まひ)根絶に向けた活動を推進する松本市の奉仕団体「松本ロータリークラブ(RC)」(松沢弘会長)は11月4日午後1時から、開発途上国の保健医療活動に取り組む小児科医で、日本WHO協会理事長の中村安秀さんの講演会「ポリオワクチン接種を通じて子どもと家族を守る~パレスチナやアジアの現場からの学び」を信毎メディアガーデン(中央2)で開く。
中村さんは国際協力機構(JICA)の母子保健専門家として、1986年からアジアやアフリカなどの途上国で活動。日本の「母子健康手帳」を世界に広め、乳幼児と妊産婦の健康増進に貢献し、2015年に国の医療功労賞を受けた。
同RCは、古着などを販売してポリオワクチンを途上国に届ける費用を捻出する活動「古着deワクチン」を2022年から毎年実施。講演会当日は午前10時半から、信毎メディアガーデン屋外広場で募金活動をし、松商学園高校インターアクトクラブの生徒らが協力する。
参加無料。定員100人。同クラブ事務局TEL0263・32・2340