
松本市歯科医師会は、市内の小学生から募集した「歯と口の健康づくりポスター展」を開いている。入賞作品18点を11月17日まで市駅前会館(市歯科医師会館、深志2)1階に展示し、同会のホームページにも掲載している。
同会福祉医療部の7人が10月17日、審査会を同会館で開き、市内8校から寄せられた224点から1等4点、2等6点、努力賞8点を決めた。
ピカピカの歯で大笑いしている子どもや、歯や虫歯菌をイメージしたオリジナルキャラクターなど、子どもならではの発想で描かれた絵に「歯をピカピカに!」「8020最後まで残そう」などの言葉も添え、歯の大切さを訴えている。
同部担当理事の百瀬誠多さんによると、ポスター展は虫歯予防の啓発活動として1969(昭和44)年に始まり、現在子どもが虫歯になる割合はピーク時の20分の1程度に減ったという。百瀬さんは「子どもたちが自由な発想で描いたかわいらしい絵を見て、歯の健康について考えてほしい」と話す。
入賞作品は来年のカレンダーにし、市内の小中学校や病院などに配るという。