松本で村上忠志さん主宰絵画教室作品展

松本市のシナノ画房(深志3)元オーナーで造形作家の村上忠志さん(86、辰野町)主宰の絵画教室で学ぶメンバーのグループ展「槐(かい)展」が11月6日まで、かんてんぱぱショップ松本店(筑摩3)ギャラリーで開かれている。
2年ぶりの開催。松本、辰野それぞれの教室で村上さんに教わる50~80代の会員10人と、村上さんの作品を合わせた25点を展示している。
油絵などの具象画が中心で、「それぞれの個性を尊重し、全員が違うスタイル」(村上さん)の作品がそろう。花や風景、人物などモチーフも表現も色彩もさまざまで、連作や大作も多く、100号サイズの作品もある。
二紀展入選者の漆戸芳樹さん(辰野町)は、家族の在り方を描く「家族」シリーズを出展。同じく金沢陽子さん(松本市)の「魚譜」シリーズは、下地に古布を貼って形作った上に彩色した立体感が目を引く。
午前10時~午後5時(6日は4時)。