松本市を拠点に活動する劇団「シアターランポン」は11月12~25日、音楽茶番劇「ラスタマオ」を同市中央1の古市ビル4階「ランポンシアター」で上演する。会場は、中心に設けた舞台を観客が両側で囲むスタイル。同劇団初の試みで、ライブ感あふれる演劇を届ける。
物語は双子の兄弟が6歳の時、それぞれの旅に出かけ、旅先でさまざまな人や環境に出会っていく。一筋縄ではいかない世界に、俳優らの楽器演奏や歌も交え展開していく。
同劇団の代表で俳優の武居卓さんが物語を考え演出。草光純太さん、細川貴司さん、下地尚子さんら団員7人と、塩尻市出身で東京で活動する田村真央さんら3人が出演する。音楽はベテラン俳優の内田紳一郎さんが監修する。
同劇団は松本市などの俳優で昨春発足。本公演は2回目で初の長編作品だ。作品の構成に当たり武居さんは、小学生も大人も楽しめる趣向で、役者の個性や生き生きした瞬間も大切にしたという。
「今まで見たことがない芝居だけれど、めちゃくちゃ笑えて面白いという演劇体験をしてもらえたら」と武居さん。
全17公演。ロングラン公演の口コミ効果で、後半は完売する日も予想されるため、前半の予約がお勧めという。詳細とチケット予約などは公式ホームページ=こちら。チケット受け付け専用の連絡先はTEL050・3379・0460