松本のカフェオーナーがカレンダー製作しパレスチナで取材続ける写真家支援

松本市蟻ケ崎1の「カフェ・れら」オーナーの朝吹エマさんは、パレスチナに滞在して取材活動を続けている写真家・高橋美香さん(50、さいたま市)を支援したいと、2025年カレンダー「パレスチナから吹く風」(A5判壁掛けタイプ)を製作、購入を呼びかけている。

難民キャンプの日常など写す

高橋さんは世界の国々を歩き、その地に生きる人々の「いとなみ」をテーマに撮影、作品を発表している。近作の著書「パレスチナに生きるふたりママとマハ」(かもがわ出版)は、第29回(23年)平和・協同ジャーナリスト基金賞の奨励賞を受賞した。
朝吹さんは、国際支援活動に携わる中で、高橋さんと知り合った。25年カレンダーは、パレスチナで生活を共にする難民キャンプの日常や遊牧民が飼う羊など、高橋さんが自選した写真で構成。千部製作した。「いつの日か、抑圧も虐殺も人権侵害も破壊もない解放されたパレスチナで、喜びばかりの笑顔や輝きばかりの日常を撮りたい」と高橋さんのメッセージも載せた。
送料税込で、A=1冊1320円、B=5冊6250円、C=10冊11500円、D=20冊2万円─の4プランから選ぶ。注文方法、振込先などの情報をメールで送るので、同店TEL0263・50・7823(ファクス兼用)に連絡する。