松本の街の未来歩いて考える 11月9日ワークショップと意見交換会

松本市内の建築士や都市計画家、商店主、会社員などでつくる「松本都市デザイン学習会」は11月9日、「松本中心市街地の未来ビジョンを描く街歩きとワークショップ~私たちの街はこうしたい」を開く。多くの市民に参加してもらい、街の未来を考えるきっかけにと期待する。
第1部は中心市街地の街歩きで午後3~5時。9コースあり、松本城公園の旧市立博物館、縄手通り西側松本署大手交番前、信毎メディアガーデンなど9カ所に集合する。松本駅お城口集合のコースは「駅前形成の意外な歴史とその多様な顔駅東・松本駅前記念公園」で、井上、松本バスターミナル、ホテルブエナビスタなどを回る。
第2部のワークショップ&意見交換会(5時半~8時)は、市大手町公民館(大手3)で。歩いた体験を踏まえ「遺(のこ)すもの、活用したい物、新しく創るもの」を考える。2部のみの参加もできる。
松本パルコや井上の閉店など、松本の中心市街地には多くの課題があるという。魅力的な街として未来につなげるには、都市の顔となる「中心市街地」の全体像を描くことが大切という。
今回のワークショップなどを基に、来年1月18日に「松本市中心市街地のビジョン絵に描いた餅展(仮称)」を開く予定(会場未定)。同学習会代表の山本桂子さん(元町3)は「夢(絵に描いた餅)を持たないと何も変わらない。市民が、自分たちが住む街の未来を考えてほしい」と話している。
参加無料。申し込みは専用フォームから。山本さんTEL090・2550・8331