旧開智学校再開に合わせ6店が参加 11月12日まで井上で「国宝スイーツフェア」

井上(松本市深志2)は12日まで、「松本城&旧開智学校国宝スイーツフェア」を開いている。毎年開く松本城スイーツフェアに、今年は旧開智学校校舎をイメージしたスイーツをプラスした。
松本市内の菓子店などでつくる「松本スイーツ開発・普及事業実行委員会」加盟のケーキ工房パティスリー(庄内2)、エムズファクトリー(南松本1)、手作り和菓子の万寿堂(旭2)、竹陽製菓(大手1)、ル・スーリール(城東1)、焼き菓子工房MYU(安曇野市三郷明盛)の6店舗が参加。耐震工事を終え9日から再公開する旧開智学校校舎で、販売する商品の開発依頼を受けていた。
校舎正面の天使の彫刻がモチーフの「開智の天使クッキー」(280円)、校舎をかたどったクッキー入りの「開智のエンゼル缶」(1300円)、焼き菓子詰め合わせ「開智のサクラ」(1080円)、ガラス窓をイメージしたクッキー「旧開智アソート」(千円)などが並ぶ。
竹炭入りシュー皮に抹茶入りカスタードクリームなどを入れた「国宝松本城シュークリーム」(380円)といった定番も。
竹陽製菓の小林利恵さんは「再オープンに向け、全く新しい商品を作った」。井上の井上博文副社長(50)は「地域のスイーツ店と共に、地元を盛り上げたい。国宝の魅力に触れ、目で楽しんだり、味わったりしてほしい」と話した。
井上℡0263・33・1150。旧開智学校スイーツは9日から同校舎で販売する。