松本市の奉仕団体「松本アルプスライオンズクラブ（LC）」（三浦守孝会長、50人）は10月27日、結成60周年の記念大会を市内のホテルで開いた。式典に続き、薬物乱用防止をテーマにした特別企画を一般に公開した。
麻薬・覚せい剤乱用防止センターの標語「ダメ。ゼッタイ。」を基に「『ダメ。ゼッタイ。』の一歩先へ～Knowドラッグ NoNoドラッグ」をテーマにし、啓発DVDの上映や、LCの下部組織「レオクラブ」としても活動する松本蟻ケ崎高校書道部によるパフォーマンスなどを行った。
同部の生徒らは本年度、同LCの薬物乱用防止講座を受講。この日のパフォーマンスには「学んだことを私たちなりの言葉で表現したい」と臨み、黒い紙の中央に白い字で「薬」と大書し、「あなたを守るのはあなただけ勇気を持って断ろう」などの言葉を添えた。
藤木茂式典委員長は「明るい未来のために、青少年には薬物だけでなく、社会のリスク全般への対応力を身に付けてほしい」と呼びかけた。