【ガンズリポート】「健やか親子大臣表彰」優秀賞 小児入院患者の保護者らサポート

信州大病院(松本市旭3)と連携し、小児入院患者に付き添う保護者のサポートプロジェクトに取り組む松本山雅が、本年度の「健やか親子21内閣府特命担当大臣表彰」の企業部門優秀賞に決まった。2年目となる同表彰で、スポーツ団体の受賞は初めて。
同表彰は子どもの心身の健やかな生育や、妊産婦の健康に寄与する取り組みが対象。今回は「小児の入院付き添い」が重点テーマで、山雅のプロジェクトが先駆的と評価された。
プロジェクトは6月から月1回、喫茶山雅の弁当を小児病棟に届けている。これまで5回のうち3回は選手も訪れ、患者や保護者と交流。体調が良くなったり、退院後に山雅の試合をスタジアムで初観戦したりした子どももいるという。
3回とも同行した浅川隼人選手は受賞を喜び、「医学的に証明できないスポーツの力、サッカー選手の価値、松本山雅FCというチームの大きさを目の当たりにした」とコメントした。