熟成焼き栗味わって 信州あづみ野栗 穂高の自社農園で販売

安曇野市産などの栗を栽培・販売する「信州あづみ野栗」(松本市野溝西3)が、安曇野市穂高有明の自社農園で、今年収穫した焼き栗の販売を始めた。
同社は「安曇野を栗の名産地にしたい」と2015年から同市内などの遊休農地に苗を植え、現在約6ヘクタールに約2千本が育っている。焼き栗の販売は3年前から始めた。
収穫は9月からスタート。約1カ月氷温熟成して糖度を上げ、焼き栗にしてキッチンカーで販売。甘くしっとりした風味で、220グラム入り(約11~13粒)千円。450グラム、700グラム入りのほかスイーツもある。
原文典社長(62)は「遊休荒廃地や温暖化などさまざまな農業の課題がある中、栗を安曇野の新たなブランドとして育て、地域の活性化にも貢献していきたい」と話す。
農園の場所は同市穂高有明8380番地4。月~木曜午前10時~午後4時。問い合わせは同社TEL0263・88・2531(土日曜と祝日は休み)