自分の世界観を楽しく表現できる「己書(おのれしょ)」。月2回の教室を続ける「己書 里笑(さとえ)道場」の代表で師範の塩原里佳さん(59)と生徒の初めての作品展が、松本市県1のレストラン「マンマミーア」で、11月14~18日に開かれる。
自由な発想で書かれた作品は、文字と絵を組み合わせたり、文字の形を変えたりと、生徒10人それぞれの個性がある。始めたきっかけや、やりがいなども展示に添えた。「秋」をテーマに俳句や唱歌を書いた西原光子さん(80、同市梓川)は今年2月から始めた。「文字の配置や色合いにこだわり、何枚も書き直した。とても充実した時間で楽しい」
塩原さんは「書いていて、言葉一つ一つから元気や勇気をもらえる。生きがいや好きなことを始めるきっかけになれば」
午前11時~午後4時。期間中は無料ワークショップも開催。