妊娠中の生活・育児など学ぶ 芳川地区福祉ひろば「ママパパ教室」

松本市の芳川地区福祉ひろばは10月22日、出産を控える妊婦とそのパートナーが妊娠中の生活や育児などを学ぶ「ママパパ教室」を開いた。全2回の1回目。
講師は市保健所の健康運動指導士の武本健太郎さんと、「助産院スピカ」(村井町北2)代表で助産師の伊藤香奈さん。武本さんのウオーキング指導は、ストレッチで体を温めた後、芳川公園に移動して実践。腕を後ろに大きく振る、かかとから着地するといった歩き方のこつを学んだ。
伊藤さんは、お産の際の体のさすり方や、産前産後の夫婦のコミュニケーションの大切さなどを説明。「心が安定している出産前に、産後の家事や育児の分担について話し合っておくといい」などとアドバイスした。
出産予定日が大みそかという鈴木あかねさんは「ストレッチや運動は今まで自己流でやっていたので、新たな発見があった」、夫の智大(ちひろ)さんは「体のさすり方や運動の取り入れ方などを知れて良かった。サポートに生かしたい」と話した。
次回は12月4日午前10時~。内容はおむつ交換や抱っこのし方、育児支援サービスの説明など。対象は松本市在住で、妊娠安定期から9カ月まで。定員10組。締め切り11月27日(申し込み多数の場合は抽選)。同ひろばTEL0263・57・0168