おとぎ話テーマに ダンスパフォーマンス「UP AND DOWN」0歳から入場可「親子で楽しんで」

まつもと市民芸術館(松本市深志3)は11月23、24日、ダンスパフォーマンス公演「UP AND DOWN(アップアンドダウン)」を上演する。個性豊かなダンサーがユニークな衣装をまといながらおとぎ話をテーマに踊る作品。0歳から入場でき、親子で楽しめるステージだ。

ユニークな衣装も見どころ

NHKEテレ「にほんごであそぼ」の衣装をはじめ、日本の第一線で活躍するコスチュームアーティスト・ひびのこづえさんが企画。同市のダンサーで振付師の大宮大奨(だいすけ)さん(36、会田)ら3人が、「裸の王様」「赤ずきん」などに変身しながらパフォーマンスを披露する。音楽は松本ゆかりの映画「流浪の月」も手がけた原摩利彦さん。
ダンス構成を考えた大宮さんは、「伸縮性があったり素材感がユニークだったりする衣装の可能性をさらに引き上げる身体表現にした」。同じ衣装でもダンサーによって違う造形も見どころという。
東京五輪開会式での森山未来さんのダンス振り付けを担当するなど首都圏で活躍し、結婚後の2022年に松本に移住した大宮さん。自宅隣接のスタジオでダンス教室を開き、移住後、松本で初の舞台作品となる。
自身も3歳の子を育てる親で、「音や照明などがある劇場空間は、肌身で感じながら見られる貴重な機会」。好奇心を刺激し、親子はもちろん、大人だけでも楽しめるステージを届けるという。
両日午後2時開演。整理番号付き自由席。一般2500円、25歳以下500円、親子券(一般と25歳以下の各1枚)2500円。問い合わせは同館チケットセンターTEL0263・33・2200(午前10時~午後6時)