松本市のフルート奏者、丸山貴菜さん(42、旭)のリサイタル(実行委員会主催)は12月1日、市音楽文化ホール(島内)で開かれる。ソロだけでなく、東京音楽大の恩師で同大客員准教授の中野真理さん(東京都)をゲストに迎えてのデュオ演奏もある。
ソロは「フルートソナタ『ウンディーネ』作品167」(C.ライネッケ)など3曲を演奏。デュオは、2人でフルートを演奏するための「ハンガリーの主題による幻想曲作品35」。フルートの名手でもあるドップラー兄弟の作曲で、「師弟の年月、関係性を出せたら」と丸山さん。ピアノは伊藤響子さん(東京都)が務める。
丸山さんは9歳でフルートを始めた。中野さんの音色に憧れ、同大に進学、同大学院科目等履修を修了した。第15回びわ湖国際フルートコンクール(2010年)入選などの受賞歴を持つ。
丸山さんは「フルートの魅力を伝えられたら。ぜひ聴きに来てほしい」と話している。
午後2時開演。一般3500円、高校生以下2千円。チケットは同ホールなどで販売。丸山さんTEL0263・33・1389