安曇野市穂高の「あづみ野コンサートホール」は12月1日、松本市のバイオリニスト山田詩織さん(29、中央1)と、国内外の有名奏者との共演が多いピアニスト松岡美絵さん(東京都)のデュオ・リサイタルを開く。
山田さんは松本深志高校を卒業後、東京音楽大を経て、同大大学院へと進んだ。2017年には小澤征爾音楽塾に参加し、セイジ・オザワ松本フェスティバルに出演。22年に松本市音楽文化ホールで初のソロリサイタルを開いた。現在は演奏活動に加え、教室を主宰して幅広い年齢層の指導もしている。
松岡さんは、桐朋学園大卒。室内楽を得意とし、ドイツ・マルクノイキルヘン国際コンクールで伴奏者特別賞を受賞した。
2人が知り合ったのは21年。山田さんにとって松岡さんは演奏者としての大先輩。「憧れの存在に近づけるようで、うれしい」
当日は、山田さんが大好きな作曲家というブラームスの「バイオリン・ソナタ第2番イ長調op.100」を演奏。他に、モーツァルトやドボルザーク、クララ・シューマンの曲などを奏でる。
午後2時開演。前売り4千円、当日4500円、高校生以下2千円。同ホールTEL0263・82・6419