蜂蜜から造る「ミード酒」のメーカー「WICKED WAY MEAD(ウィキッド・ウェイ・ミード)」は11月12日、飲食店関係者らにミード酒を紹介する催しを、信毎メディアガーデン(松本市中央2)で開いた。
「ウィキッド─」は米国出身の醸造家、エリック・ボシックさんが手がける会社で、来年夏ごろ池田町に醸造所を新設予定。今回はフジ、カエデ、リンゴの3種の国産蜂蜜によるミード酒を、フレンチシェフのドミニク・コルビさんの料理に合わせて提供した。
市内で飲食店を経営する女性は「種類によって色や風味が全然違うのが面白い。意外とさっぱりして料理にも合う」と話していた。
ミード酒は蜂蜜、水、酵母で造る醸造酒で、「人類最古の酒」ともいわれる。ボシックさんが手がける国産蜂蜜を使ったミード酒は、国際コンクールで金賞を取るなど評価も高い。
いずれは養蜂から醸造まで一貫して取り組みたいというボシックさん。「池田町特産のハーブも使ってみたい」。商品は自社サイトなどで販売している。