松本市の四柱神社境内で11月16、17日、「まつもと城下町恵比寿講しょうふく祭」(実行委員会主催)が開かれた。いろいろな「福」をもたらす縁起の良い祭りとされ、屋台の出店や催しでにぎわった。
昨年までの「富くじ付き縁起笹」に代わり、ササを背負う恵比寿を描いた台紙に8種類の縁起物シールを貼り、自宅や店に掲げて開運招福や商売繁盛を祈願する「富くじ付き福笹えびす」が販売された。
境内の一角に、地域の活性化に取り組む同市の信州大附属松本中学校3年D組の生徒らがブースを設け、自分たちが企画した、周辺の飲食店を巡るデジタルスタンプラリーへの参加を呼びかけるなどした。
17日は、市内の神社などに伝わる木遣(や)り唄や獅子舞などを披露する「まつもと郷土芸能まつり」も併せて開かれた。