手話で話をする「手話(しゅわ)べり」による交流会が12月8日、安曇野市の堀金公民館で開かれる。病児家族を支援する一般社団法人笑顔の花(茅房栄美代表)が主催。参加者を募集している。
先天性感音性難聴で生まれつき耳が聞こえず、手話で動画を発信するなど、県内を中心に活動するShowさんが来場。手話の魅力や楽しさを伝える。
心に傷を持ち、悩んだ経験を持つからこそ伝えられることがあるというShowさんは「自分の活動を見て勇気や元気を受け取ってくれたらうれしい」。ゲームなどもする予定で、「手話を知らない人や勉強中の人、難聴者やろう者など、誰でも仲良くなり、出会いの場にもなれば」と期待する。
交流会は、手話という一つのコミュニケーションの道具を知ってもらい、広めていこうと企画した。茅房代表(48、安曇野市豊科)は「いろいろな人と話ができ、世界が広がるのではないか。手話の魅力を知り、楽しんでほしい」と話す。
午前10時~正午。参加費2千円(親子参加、障がい者割引あり)。