【NEW!OPEN】居酒屋・酒膳てんてこまい(松本市中央3)

新鮮な刺し身県外の珍しい酒を

松本市中町通りにある蔵造りの建物の2階にオープンした。東京・中野の居酒屋で5年間働いた店主の久保田貴文さん(31)が、東京時代に得た縁を生かし、新鮮な刺し身や県外の珍しい酒を提供。「来るたびに新しい発見を」と、酒も料理もどんどん新しくしていくスタイルだ。
店の入り口は蔵久小路(くらきゅうこうじ)を入った所にある。店内は広々としたカウンターと余裕を持って置かれたテーブル席で、ゆったり落ち着いた雰囲気だ。
久保田さんは諏訪市出身。高校時代に松本駅前でアルバイトをしており、「店を出すなら松本」と決めていたという。
名物は羽釜で炊く「銀シャリ」(1膳350円)。筑北村の米をミネラル豊富な扉温泉(松本市入山辺)の温泉水で炊く。炊き上がると久保田さんが釜を掲げて知らせるパフォーマンスも。
刺し身は東京・豊洲から直送。「特選牛肉の肉豆腐」(900円)はすき焼き仕立てで、軟らかい肉のうまみが堪能できる。伊那の酒蔵の日本酒を竹筒に入れて提供する「竹酒」など遊び心満載だ。
午後5~11時。木曜定休。TEL0263・31・5460