プロが指導GKの魅力伝える 小学生女子サッカー県大会で講習

県サッカー協会女子委員会は11月24日、ゴールキーパー(GK)のやりがいや楽しさを体験する催し「GKフェスティバル」を塩尻市中央スポーツ公園サッカー場で開いた。小学生女子の県大会「ガールズエイトU-12選手権」のプログラムとして行い、出場10チームの約110人がGKの基本動作を習った。
ゲストは女子WEリーグのAC長野パルセイロ・レディースのGK風間優華選手(25、長野市)。参加者はボールを手で取る練習から始め、シュートをキャッチして倒れ込む「ローリングダウン」などを体験した。
風間選手は参加者の動きを見ながら「ナイスキャッチ!」と声をかけ、「ローリングダウンは真横より少し前に倒れて」などとアドバイス。選手は何度も繰り返し、こつをつかんでいった。
約1時間体を動かした後に質問コーナーも。参加者にGKの上達法を問われた風間選手は「たくさんボールを触ることと、プレーの時にボールをよく見ること」と答えた。
波田FCバンビーナ(松本市)の宮越咲凪(さな)さん(波田小5年)と林怜花(さとか)さん(同)は「ローリングダウンは最初痛かったけれど、やっているうちに楽しくなった。風間選手のアドバイスでうまくできた」と喜び、風間選手は「GKはチームで一番大切で、やりがいのあるポジションだと伝われば」と話した。
大会は松本ウィングが優勝した。