松本市の井上(深志2)で12月3日まで、「現代版画とステインドグラス展」が開かれている。ステンドグラスの作者は以前に池田町に工房を構え、中信地方で創作活動をしていた山口利一さん(67、長野市)。
ゴッホの「ひまわり」から着想を得た作品=写真=は、ガラスの質感を大切にしたいと、透明な6種でモノトーンの世界を表現した。他にランプスタンドやアクセサリーなど約150点を並べ、「コラボの妙を楽しんで」と山口さん。
木版画と銅版画を中心に約50点を出展した若林文夫さん(82、千曲市)は「飾りやすい小品もある。鮮やかな色彩の中に自然の情景を映し出す抽象的な表現を味わって」。
午前10時~午後6時半(最終日は3時)。作品は販売する。