大規模な見本市は大都市で開かれることが多いが、地方でも最新の品を見られる催しをと、介護福祉事業などを手がける松本市征矢野2のタカサワ通商(小澤慶信社長)が11月21日、介護福祉用品大展示会を、同市のキッセイ文化ホールで開いた。全国の100社余が出展、最新の福祉用具を披露した。
歩行補助具や介護用ベッドのほかクッション、食品、レクリエーショングッズ、マニキュアなど多彩な製品が並んだ。来場者は各ブースで説明を聞いたり、用具を使ったりした。茅野市の女性(72)は「実際に商品を見て、触って、使ってみることができるのがうれしい」とブースに足を運んでいた。
開催は昨年に続き2回目。小澤社長は「昨年より多くの来場者があり、ニーズの高さを感じている。継続して開き、定着させたい」と力を込めた。