中信8太鼓連が「田楽座」公演 合同演奏やグッズ制作も

中信地方を拠点に活動する太鼓連8団体の有志30人が実行委員会を立ち上げ、まつもと市民芸術館(松本市深志3)で14日に開く、まつり芸能集団「田楽座」(伊那市)の公演に向けて準備を進めている。「日本全国のお祭りに出合える、いろんな芸能を詰め込んだステージ」といい、実行委員らとの合同演奏も行う予定だ。
設立60周年の節目を迎える田楽座から「一緒にやらないか」と声をかけられた中山太鼓連(松本市)の青柳由紀さん(塩尻市広丘吉田)が、他の太鼓連にも呼びかけ、同地域では11年ぶりの実行委員会「祝60周年!!まだまだいくぞ田楽座の会」を組織。合同練習をしたり、グッズの制作をしたりと本番に向けて活動している。「他の太鼓連と協力して一つのものをつくり上げていくことはほとんどない。いい機会」と喜ぶ声もある。
親子連れも来場しやすいようにと、小学生やペアチケットを割安に設定。「老若男女を問わずに楽しめる。多くの人に、生の芸能の舞台を見てほしい」と呼びかけている。
午後3時開演。一般3500円、25歳以下・障がい者2500円、小学生1500円、一般ペア6千円(紙チケット限定)。当日券は各500円増し。未就学児無料(席が必要な場合は小学生料金)。まつもと市民芸術館、電子チケット販売サイト「パスマーケット」などで販売中。ウェブ限定の指定席などもある。問い合わせは田楽座TEL0265・78・3423