カフェスペースで出来たての味を
1979年創業の同店が、10月にリニューアルオープン。れんがを使い、アンティーク感、落ち着いた雰囲気を出し、カフェスペースを設けるなど全面改装。店内に入る時、わくわく感を感じてと、アプローチも設けた。
パンが主力だったが、2代目の野尻裕一さん(60)が戻り、メニューに洋菓子が加わった。3代目となる息子の裕城(ひろき)さん(30)、百合さん(31)夫妻も合流、得意なボンボンショコラなどチョコレートもメニュー入り。カフェスペース(23日から年内休み)では百合さんが手がける季節のパフェが味わえる。
裕城さん夫妻が東京から安曇野に戻るタイミングで、新しい洋菓子店をと、改装に取り組んだ。裕一さんの夢を詰め込んだ店で、完成までに4カ月ほどかかったという。
人気は「窯出しパイ」(テイクアウト324円)で、注文を受けてからカスタードを詰めるので、生地のサクサク感が楽しめる。パフェは1980円で、今はマロンとショコラ。裕一さんは「カフェスペースで、出来たてを味わって」
午前10時~午後6時半。火・水曜定休。℡0263・82・3314