エルサあづみ野で子ども食堂 約200人来場「交流の場に」

子育て世帯を支援しようと結成した「エルサあづみ野実行委員会」は11月30日、子ども食堂を安曇野市三郷温のショッピングセンター「エルサあづみ野」で開き、約200人が来場した=写真
県内で子ども食堂を運営するNPO法人ホットライン信州(松本市)と、「エルサ─」が入る「安曇野ビルディング」が共催した。事前申し込み制で子どもは無料、大人は300円をカンパ。トマトやコメなど1家庭が10品以上の食料品を受け取った。
宅配ピザ「ピザーラ」の製品や、非常食の牛丼なども。ひとり親家庭などへ追加の食料配布も行われ、子どもが5人いるという女性(安曇野市穂高)は「人数が多いし野菜が高いのでありがたい」と、うれしそうに受け取った。
「エルサ─」での開催は初めて。実行委の前鼻佳奈さん(40、同市三郷明盛)は「地元で子ども食堂を開くのが夢だった。人々の交流の場所になれば」。次回は来年1月に開く予定という。