和やか 季節の折り紙 八十二銀行南松本支店のカウンター 職員の今井さん飾る

松本市の八十二銀行南松本支店(双葉)の窓口カウンターに、月替わりで飾られる季節の折り紙作品が、来店客を和ませている。

来店客に好評 今月は「クリスマス」

今月のテーマはクリスマス。作品を手がけるのは同店事務職員の今井恵子さん。3年前、季節ごとに既製の飾りで店内を装飾していた行員から依頼されたのをきっかけに、自作の折り紙を飾るように。
今井さんは元々手芸が趣味で、これまで働いた支店でも編み物の縫いぐるみを飾ったり、折り紙を来店客に贈ったりしていた。
春は桜やこいのぼり、夏は花火、秋はダリアやコスモス、冬はシクラメンなど、季節感のある動植物や風物をモチーフにした作品がカウンターを彩る。折り方はインターネットで調べ、全体の構成やデザインは自分で考える。今井さんは「年々作品のスペースが大きくなっている」と笑う。
「お客さまから『すてきですね』『来月が楽しみ』などの声をいただいている」と同店の箱山晋一次長。今井さんは「喜んでくれる人がいるので『来月も頑張ろう』という張り合いになります」と笑顔だ。