古着屋Dokka(ドッカ)（松本市丸の内）は、オリジナルバッグを製作し販売を始めた。「年齢や性別に関係なく、誰でもおしゃれを楽しめるアイテムの一つに」と、店長の柳沢知香さん（27）が思いを込めて作っている。
縦約20センチ、幅約15センチ、底マチが約5センチのリバーシブルで、内と外で素材や色味が異なるため、季節やシーンに合わせて使い分けができる。例えばナイロン素材の面なら、カジュアルな格好やクラシカルな格好にアクセントとして活用しやすい。リネン和紙素材の面は、柔らかな雰囲気を演出するのにぴったりだ。
別売りで、付け替え可能な持ち手もある。長さが40～100センチの3種類から選べ、長さによって手提げや肩かけバッグになる。洋服を直す際に出る端布を活用し、チェーンなど異素材と組み合わせたデザインが魅力的。デザインや縫製作業は、全て柳沢さんが一つ一つ丁寧に行っている。
元々ピアスやキーホルダーといった小物雑貨などを手作りし、販売していた柳沢さん。今回は、布製品のオーダーメードやリメークを手がける服飾デザイナーの小池真樹さんが、型紙の制作などに協力した。今後も小池さんと、新たなデザインを展開していく予定だ。
柳沢さんは「ファッションを自由に楽しむアイテムの一つになればうれしい」と話している。バッグは6600円、持ち手は4500円～。同店インスタグラム＝こちら。