松本のダンスラボラトリー 25周年記念の発表会

松本市野溝西2のダンススクール「ダンスラボラトリー」は11月8日、設立25周年を記念した発表会をまつもと市民芸術館主ホールで開いた。1100人の観客を前に、年少児から22歳まで178人が、さまざまなパフォーマンスを披露した。
第1部は幼児のかわいらしい踊り、上級者の迫力や切れのあるダンスなど、15のクラスが計17プログラムを発表。第2部は、生徒が抱える苦悩を題材に「どんなに苦しくても光は見いだせる」と、ストーリー仕立てのステージ「虹」を披露した。
代表の水畑久美子さん(69)は「路上でのパフォーマンスは多いが、照明や映像なども作り込んだ大掛かりなステージは15年ぶり。暑い夏から練習に取り組んできて、その成果を発表できて良かった」。25年を振り返り、「生徒の頑張りと、保護者や先生方に支えられてやってこられた。卒業後も関わったり手助けしてくれたりする人もいる」と感謝した。