松本市の松本信用金庫本店(丸の内)で30日まで、同金庫職員で写真愛好家の太田章さん(67)の写真展が開かれている。
太田さんは長年「地域の祭り」をテーマに撮影しており、その中からコロナ禍までに撮った11点を展示した。巨大な武者灯籠を引く「青森ねぶた祭り」、武士や浪人など江戸時代の装束で中山道を歩く南木曽町・妻籠宿の「時代行列」など、活気あふれる人々を捉えた作品が並ぶ。
約20年前からカメラに親しみ、県内外に出かけて撮影を楽しんでいる。太田さんは「活気ある祭りはどこに行っても楽しい。見た人が興味を持ち、出かけるきっかけになればうれしい」と話している。
平日午前9時~午後3時。℡0263・35・0001