信州友愛RC 松本盲学校でXマスイベント

松本市旭2の県松本盲学校で12月20日、信州友愛ロータリークラブ(RC)によるクリスマスイベントが開かれた。児童や生徒ら約80人が、ブラインドサッカーや電子オルガンのコンサートを楽しんだ。
3部構成で、第1部がブラインドサッカーの体験会。同校が日本代表の平林太一選手(18)の母校ということもあり、同選手が所属する松本山雅B.F.C.のスタッフが指導した。子どもたちは大きな声をかけ合いながら、パス回しやシュートを練習した。
第2部は、同RC会員で電子オルガンやピアノ演奏者の笠原芳子さん(安曇野市)が、クリスマスやジブリ映画などの曲を披露。最前列で楽しんだ柳原朋幸さん(小学部1年)は「きれいな音だった」。秋山昂太郎さん(同)も「大きな音でよかった」。2人で「いい曲だった」と笑顔で声をそろえた。
最後にサンタクロースに扮(ふん)した会員が、子ども一人一人の要望を聞いて同クラブが用意した、楽器やボードゲームなどのプレゼントを手渡した。
同校は例年、クリスマスイベントを開いていないといい、小林宏樹校長は「夏前から準備し、楽しい企画にしてくれた」と感謝した。